鉄筋カッターの修理の方法は?

『修理に出す前に自分で直せるなら直したい』

『どんな故障の場合、修理に出したほうがいいの?』

『修理ってどこに頼めばいいのかわからない』

『費用はどのくらいかかるの?』

そんな方のために、この記事では鉄筋カッターを

自分で修理できる場合、修理に出したほうがいい場合について

解説していきます。

また修理費用や、依頼するときのコツについても紹介します。

ナカタニ機工

こんな悩みを解決できる記事を書きました。
年間100台以上の鉄筋カッターを修理しています。

1.個人で鉄筋カッターを修理できる症状と原因は?

 個人で修理できるかできないかを

 簡単に判断する基準として、

 自身で交換部品を入手できるかできないかで

 判断することができます。

 以下はホームセンターやオンラインショップで

 部品を購入することで修理できる症状になります。

●個人で簡単に修理できる症状
 ①オイル不足により鉄筋カッターが切れない
  ➡オイルを注入する

 ②替刃の摩耗により鉄筋カッターの切れ味が悪い
  ➡切断面をローテーションする
  ➡替刃を新品に交換する

 ③バッテリー残量により鉄筋カッターが切れない
  ※コードレスタイプの場合
  ➡バッテリーを充電する
  ➡バッテリーを新品に交換する

 ④カーボンブラシ摩耗によりモーターが動かない
  ➡カーボンブラシを新品に交換する

 上記の内容について詳しく知りたい方はこちらをチェック

 ▼知っておきたい油圧鉄筋カッターのオイルの種類と入れかた

 ▼鉄筋カッター替刃の交換時期と種類

 ▼鉄筋カッターのモーターが動かないときの対処方法は?

 ▼カーボンブラシの交換時期と注意点

2.難しい鉄筋カッターの修理は修理屋さんやメーカーに依頼しよう!

 次に個人での修理が難しく、修理屋さんやメーカーに

 依頼したほうがいい場合を紹介していきます。

 基本的に個人で部品を入手できなかったり、

 修理が難しい症状です。

●個人で修理できない症状
 ①ポンプパッキンの破損により鉄筋カッターが切れない
  ➡分解して内部のポンプパッキンを新品に交換

 ②シールパッキン類の破損により鉄筋カッターが切れない・戻らない
  ➡分解して内部パッキンを新品に交換

 ③ピストンの変形により鉄筋カッターが切れない・戻らない
  ➡分解してピストンを新品に交換

 ④コードの断線によりモーターが動かない
  ※コードタイプの場合
  ➡コードを新品に交換

 ⑤スイッチの故障によりモーターが動かない
  ➡スイッチを新品に交換

 ⑥アマチュア、ステータの故障よりモーターが動かない
  ➡アマチュア、ステーターを新品に交換

 ⑦バルブスプリングの破損によりピストンが戻らない
  ➡バルブスプリングを新品に交換

 上記の内容について詳しく知りたい方はこちらをチェック

 ▼鉄筋カッターが鉄筋を切れない時の原因は?

 ▼鉄筋カッターのモーターが動かないときの対処方法は?

 ▼鉄筋カッターのピストンが戻らないのは故障?

3.鉄筋カッターの修理はどこに頼めばいい?

 修理屋さんやメーカーに頼みましょうと書きましたが、

 修理を頼む場合に1番確実な方法があります。

 それは鉄筋カッターを購入したお店に修理を頼む方法です。

 購入したお店なら、間違いなく修理屋さんやメーカーとの

 取り引きがあるため修理を頼むことができます。

 次にオンラインショップなど、インターネットを通して購入した場合です。

 その場合は説明書やメーカー公式サイトにのっている営業所に頼むか、

 または地域の修理屋さんに頼みましょう。

●修理を引き受けてくれるところ

  •  鉄筋カッターを購入したお店
  •  メーカーの営業所
  •  地域の修理屋

近くに修理が頼めるところがない場合、

ナカタニ機工では鉄筋カッターの

全国宅配修理サービスを受付けしています。

お気軽にご連絡ください。

4.鉄筋カッターの修理にかかる費用はどれくらい?

 検索サイトを使って修理費用を調べてみました。

 メーカーに依頼した場合の金額はわからなかったので、

 数社の修理屋さんの場合となります。

●修理費用の相場
 鉄筋径13mmの機種 : ¥14,000~16,000 + α

 鉄筋径16mm の機種 : ¥16,000~18,000 + α

 鉄筋径20mm以下の機種 : ¥18,000~22,000 + α

 鉄筋径22mm以上の機種 : ¥2,0000~24,000 + α

 鉄筋カッターの切断径(鉄筋カッターのサイズ)によって

 修理費用に違いがありました。

 また上記の基本料金の他に壊れていた箇所の部品費が

 プラスαとしてかかるようです。

 メーカーや近くの修理屋さんに依頼した場合は

 費用がかわってくるとおもいますので参考程度に考えてください。

 そのため、まずは見積もりをしてもらうことを

 おすすめします。

 無料で見積もってくれるところもあるため、

 先に見積もりができるかと、無料で見てくれるのか

 この2つを確認しましょう。

5.まとめ:鉄筋カッターを修理する前に故障内容を確認!!

 まず自分でできる修理なのか確認する!

 修理を頼む場合は、まず無料で見積もりができるか聞く!

 この2点を確認することで、

 費用をおさえて修理することができます。

 修理が必要になっている方は

 ぜひ試してみましょう!

 ナカタニ機工では、鉄筋カッターの

 全国宅配修理サービスを受付けしています。

 ご入用の方は下記より連絡をお待ちしております。

 『鉄筋カッターが切れない』『モーターが動かない』

 『ピストンが戻らない』といった修理内容について

 詳しく知りたい方はこちらをチェック!

 新品や中古の鉄筋カッターの購入を検討している方は

 下記にも目を通してみてください。

この記事を書いた人
ナカタニ機工は鉄筋事業者様向けの
機械/道具の修理屋さん、及び販売店。
年間100台以上の鉄筋カッター、ベンダーの
豊富な修理実績があります。
30年以上修理に携わってきた経験・ノウハウがあるからこそ、
的確な修理をご提供いたします。
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